当たり前にやるクレンジングですが、「Wクレンジング」という言葉が存在するのは日本だけです。
欧米人に比べ日本人は皮膚の厚さが2/3程度。水分量も少ないです。
薄い皮膚、水分の少ない肌に、日常的にW洗顔するのはいかがなものでしょう・・
私はクレンジングをやめてから半年経過しました。
クレンジングしてた頃に比べ
- 肌調子が良い
- 赤ら顔が改善
- 肌の敏感度が軽減
- 水分量が上がった
という実感が強くあります。
実体験から言えるのは、
「出来るならクレンジングしない方が素肌美人に近づきます」
肌にとって大切なのは、どんどん足していく足し算なスキンケアではなく、
「減らすスキンケア」で肌機能を正常化させること
でも、いきなり止めることはオススメしません。
肌トラブルを起こしやすくなり、脂性肌の方はニキビが増えます。
今回は、
- クレンジングをやめた理由
- クレンジングの肌負担
- クレンジングやめて半年の現在の肌状態
- 肌荒れを起こさないクレンジングのやめかた
- クレンジングをやめる際の注意点
- 脱クレンジングがおすすめな方
について徹底解説致します。
【体験談】クレンジングをやめた理由
「クレンジング」を推奨しない書籍が多いです。
このような書籍をたくさん読み、共感できたのでクレンジングをやめました。
元々、スキンケアのしすぎ?で肌は敏感になり、赤ら顔でした。
「敏感」にさせたのも「赤ら顔」にさせたのも、
もしかしたら自分自身のスキンケアに問題があるんじゃないか
と考えました。
「脱クレンジング」することが、一番美肌になれる恩恵を受けるような気がしてまず一番始めにやめました。
見事、肌調子はぐんぐん良くなり「敏感肌」「赤ら顔」どちらも改善してます。
【真実】クレンジングの肌負担は大きい
皮膚が良好にターンオーバーできていれば、傷は早くきれいに治ります。
美肌を作るためにもターンオーバーが正常なことは欠かせない条件ですが、この大きな妨げになるのが「洗う」ということ。
「洗う」ことが肌負担になる大きな原因が「合成界面活性剤」
化粧品には、ほぼすべての物に「合成界面活性剤」は入ってます。
界面活性剤にはたくさんの種類があり、全てが悪いわけではありません。肝心なのは界面活性剤の種類です。界面活性剤も「合成」と「天然」があります。
合成界面活性剤が入ってるからこそ、水と油は混ざるのでクリームや乳液を作るのに必須な材料です。
しかし、中でも肌負担になるのが「石油系合成界面活性剤」です。注意したい成分は以下の通りです。
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、スルホン(スルフォン)酸Na、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、キシレンスルホン酸アンモ二ウム、パレス-3硫酸Na、パレス-3硫酸アンモニウム、ラウリル酸アンモニウム、アルキルエーテル硫酸Na、トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノール、ラウリルエーテル硫酸Na、ポリエチレングリコール、エデト硫塩、ノニフェノール、塩化ステアリトリメチルアンモニウム、アルキルベンゼンスルホン酸Na、アルキルトリモ二ウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、セスキオレイン酸ソルビタン、セチル硫酸Na、オクトキシノール、モノステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
巷に販売されてるクレンジング剤には、石油系合成界面活性剤が配合されてるものも多くあります。
合成界面活性剤は肌の「ラメラ構造」を壊します。
角層(肌の一番上の層)の状態です。レンガのように隙間なく並列されてる状態が理想です。乱れるとボコボコした並列になり、隙間ができ、外の刺激を受けるので肌トラブルが起きやすくなります。
ご自身の使用されてるものがラメラ構造を壊さないか確認したい、という場合の簡単な基準は
- 石油系合成界面活性剤が高濃度、数が多く入ってる
- プチプラクレンジングオイル
- 成分名に英語、数字、カタカナの並列文字が沢山ある
このような設計のものは毎日使いは止めましょう。
ラメラ構造を壊し、自己再生能力がとても低下します。
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、スルホン(スルフォン)酸Na、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、キシレンスルホン酸アンモ二ウム、パレス-3硫酸Na、パレス-3硫酸アンモニウム、ラウリル酸アンモニウム、アルキルエーテル硫酸Na、トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノール、ラウリルエーテル硫酸Na、ポリエチレングリコール、エデト硫塩、ノニフェノール、塩化ステアリトリメチルアンモニウム、アルキルベンゼンスルホン酸Na、アルキルトリモ二ウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、セスキオレイン酸ソルビタン、セチル硫酸Na、オクトキシノール、モノステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
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クレンジングやめて半年 現在の肌状態
現在の肌状態は本当に良好です。
元々、私はどんなに良い化粧品を使っても水分量が低かったです。
冬なんかずっと突っ張ってる感じで、かつ肌の角層が一般の方に比べ薄いです。
- 赤くなりやすい
- 毛細血管が見えてる
- 敏感、乾燥肌
- 刺激に弱い
こんな肌タイプの方は、「普通肌」の方に比べ「肌が薄い」ことが多いです。
刺激を受けやすく、敏感になりやすい、ということです。一方、有効成分などの浸透が良いので効果実感を得やすいです。
どんなに健康なお肌でも、角質層の厚さって0.02㎜(ティッシュペーパー1枚分)しかありません。化粧品は大体のものがこの角層までしか届かないので、私たちがケアしてるのは基本的には、この角層部分になります。
元々、美容知識は仕事柄豊富ですし、スキンケアは出来ていたので「肌状態が悪い」というわけではないです。
でも脱クレンジングしてから肌状態が明らかに良いです。
- 肌のきめが整ってる
- 毛穴が明らかに小さくなってる
- 頬の赤み(赤ら顔)の改善
- 水分量が上がった
大きな実感は、これら4個です。
スキンケアをかける時間もお金も少なくなったのに、肌状態は明らかに良いです。
完全なるどすっぴんがこちら!起床して1時間です(笑)BLOG書いてる途中で撮影しました。勿論、ノーマルカメラですよ!
もうすぐ34歳の肌にしては綺麗じゃないですか?
本当に調子良いんです・・
勿論、前日までやっていたクレンジングをいきなり、ピタッと止めては、肌の常在菌のバランスが乱れて肌トラブルを引き起こします。
手順を踏みながら行うのですが、そちらについては次の章でご案内致します。
【肌荒れしない】クレンジングの止め方手順
いきなり、前日までしていたことをピタッとやめてしまうのは大変危険です。
クレンジングのやめ方は肌タイプによって手順・やり方が異なります。
【乾燥肌・敏感肌さん】クレンジングのやめ方
乾燥肌・敏感肌さんは「脱クレンジング」が最もオススメです。
なぜなら、
- 水分、油分が少ない
- 刺激に弱い
という特徴があるので「合成界面活性剤」の使用を最も減らした方が良いです。
【脱クレンジングまでの詳細ステップ】
「石鹸」も界面活性剤の一種ですが、「合成界面活性剤」との違いは
肌への残留性がなく、石鹸カスは肌常在菌のエサになること
肌のラメラ構造を壊すことがないのでオススメです。
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心配な方は、2日に1回~STARTしてください。
徐々にクレンジングの回数を減らします。
目元、口元はしっかりめに化粧してるなら部分的にクレンジングしましょう。
完全に「脱クレンジング」すると肌にざらつきが出てくる方もいます。
そんな時はクレンジングしましょう。ざらつきが気にならなくなります。
【混合肌・脂性肌さん】 クレンジングのやめ方
混合肌・脂性肌さんは「脱クレンジング」はオススメしません。
元々、皮脂分泌が多いので余計な油が肌に残った状態が続くと「くすみ」「ニキビ」の原因になります。
混合肌さんは、「脱クレンジング」するなら
部分的にクレンジングを毎日しつつ、頬はやらない日を作ってみてください。
脂性肌さんは、夏は毎日クレンジングした方がいいです。
ただし、使用するクレンジングは肌負担のないものをお使いください。
クレンジングやめるときの注意点
脱クレンジングする際の大前提が
- ファンデーション付けてない
- 石鹸落ちコスメを使用
- 皮脂分泌が過剰じゃない
ということです。
この3点をクリアしての「脱クレンジング」をしなければ
- ニキビ
- 肌荒れ
- 痒み
- 赤みや湿疹
と言ったトラブルにつながります。
私もクレンジングを止めたとき、止めた日から3.4日間は赤いポツポツが出来ました。
今まで、取り切っていた常在菌が残留してるので肌トラブルは何かしら出ると思ます。
しかし、1週間もすればお肌は慣れてくるので何も出なくなりました。初めは2日に1回・・慣れたら3日に一回・・という感じで少しずつやらなくすることがおすすめです。
現在、私は週一回にやるかやらないかでクレンジングしてます。
お肌状態はとても良好。
脱クレンジングがおすすめの方
「脱クレンジング」が最もオススメな方は乾燥肌・敏感肌さんです。
また
- 肌トラブルにお悩みの方
- 30歳以降の皮脂分泌が少なくなった女性
にもオススメです。
ご自身のお肌がどのタイプか分からない、脱クレンジングしても良いのか不安な方は、私のオンラインカウンセリングを良ければご利用ください。
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