ファンデーションを付ける前に肌に補正を行う下地。選ぶポイントは、いかに毛穴が隠せるか、崩れにくいか、というところだと思います。でも・・ちょっと待ってください。崩れにくい下地やファンデーションの毎日使いはお肌にとって過酷すぎます。せめて週1.2頻度の使用にして頂きたい・・
今回はなぜ崩れにくい下地を毎日使って欲しくないか、どんな肌負担があるかを把握した上で上手にカバー力抜群コスメを使用して頂きたいと思います。
また、全成分表記してますが今から検証する3つは全て「化粧品」。上位表示の6.7個で90%以上の割合を占めるので大本になる上位の成分を見ていきます。
目次
崩れにくい下地の闇
2021年、10月今月号の「テスト ザ ビューティー」の【毛穴カバー下地】で総合評価Aランクだったのは、
これら3つの特徴を見ていきます。
コフレドール スキンイリュージョンプライマーUV
ファンデ級の補正力があり、毛穴カバー№1商品です。汗をかいても崩れず密着!光の膜で毛穴も赤みもカバーという商品です。
成分:シクロペンタシロキサン、水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エタノール、DPG、ポリメチルシルセスキオキサン、メチルトリメチコン、ジメチコン、トリエトキシカプリリルシラ、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、リンゴ酸ジイソステアリル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、イソノナン酸イソノニル、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、イソステアリン酸ソルビタン、ジステアルジモニウムヘクトライト、水酸化Al、カプリリルメチコン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、PEG-8トリフルオロプロピルジメチコンコポリマー、ステアリン酸、メチコン、ヒアルロン酸Na、BHT、アルミナ、ステアロイルグルタミン酸2Na、水溶性コラーゲン、フェノキシエタノール、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄
この商品の特徴
- カバー力も紫外線カット効果も非常に高いが、肌負担が大きく毎日使いは肌負担が大きいため向かない
- シリコン樹脂が多いため、強いクレンジング剤を使用しないと落ちない
- トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸は崩れにくい商品に大体配合されてるフッ素シリコーン樹脂です。強いクレンジングでないと落ちないです
- 仕上がり、崩れにくさ、毛穴カバー率は高めなのでお出かけ時のみなどの利用がおすすめです
フォーチュン 皮脂崩れ防止下地UV
黒ずみもカバーして毛穴レス!皮脂にも強い!という商品です。価格も1,320yenとお手頃価格。総合評価もAランク商品です。さて、安全性、肌負担をみていきたいと思います。
成分: シクロメチコン、水、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ポリメチルシルセスキオキサン、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、タルク、DPG、PEG-9ジメチコン、ジメチコン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、セチルジメチコン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、シリカ、エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソトリデシル、グリセリン、アスコルビン酸、オリーブ果実油、カニナバラ果実エキス、カニナバラ果実油、カミツレ花エキス、ジパルミチン酸アスコルビル、センチフォリアバラ花エキス、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ラベンダー花エキス、BG、BHT、(アクリレーツ/アクリル酸エチルヘキシル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、セラミドNG、トリイソステアリン酸イソプロピルチタン、トリエトキシカプリリルシラン、フェニルトリメチコン、ブチルポリジメチルシロキシエトキシプロピルリン酸、水酸化Al、フェノキシエタノール、香料、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄 |
この商品の特徴
- エタノールの濃度が高く皮膚刺激が強いが肌にすっと馴染む
- 紫外線カットもしっかり出来るが夏以外には向かない
- ニキビ肌、毛穴ガ目立つ方には向かない
毛穴パテ職人 テカリ防止下地
ぱっくり毛穴も詰まり毛穴もすべすべ肌に!というこちらも1,320yenとお手頃価格の商品。前者2つと評価は同じくAランク。こちらも安全性、肌負担という視点でみていきます。
成分:シクロペンタシロキサン、 水、 (HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、 メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、 酸化亜鉛、 エタノール、 トリエチルヘキサノイン、 BG、 ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、 ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン、 ジメチコン、 (ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、 (ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、 シリカ、 トリベヘニン、 トリメチルシロキシケイ酸、 合成フルオロフロゴパイト、 ハイドロゲンジメチコン、 ノイバラ果実エキス、 ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、 シリル化シリカ、 ステアリルジメチコン、 アーチチョーク葉エキス、 海塩、 セラミドNP、 スクワラン、 オクテニルコハク酸デンプンAl、 アロエベラ葉エキス、 グリチルリチン酸2K、 サリチル酸ブチルオクチル、 ステアリン酸、 トコフェロール、 トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、 ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、 ポリメチルシルセスキオキサン、 メタクリル酸メチルクロスポリマー、 含水シリカ、 水酸化Al、 フェノキシエタノール、 タルク、 酸化チタン、 酸化鉄
この商品の特徴
- 崩れにくさという観点だといまいち
- 時間が経ってよれ具合が綺麗でないと言う口コミ多い
- 乾燥に時期には向かず、使うのであればTゾーンのみなど部分使いが良い
- 肌刺激はやはり強め傾向ですが、この3個のなかでは一番マイルド
まとめ
- 全ての商品においてエタノールは比較的、高配合で使い続けると肌バリアを低下させる
- 肌負担は強めだが、夏の外出時の崩れたくない時などに付けるのがおすすめ
- いずれも強めのクレンジング剤使用しないと落ちないので、そのクレンジングと洗顔を毎日することが全力でおすすめしません。お肌乾燥します・・
- 完全に使わないのではなく、環境やシーンに合わせ上手に取り入れるのがおすすめです
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