男女ともに、年々気になってくる白髪・・白髪が目立つだけでととも老けてみえますよね。身体の悩みにも、常に上位になっている「白髪」です。
今回は、「白髪の最大原因」と「有効対策」について書かせて頂きます。大きい原因に「遺伝」がありますが先天的なところなので割愛させて頂きます。
髪に艶があり綺麗な方は、それだけで印象がグーーーんと良くなります。今後の印象を左右する有益な情報になるので是非、最後までご覧ください。
白髪の出来るメカニズム
髪の毛を作る「毛母細胞」というところに「メラノサイト」という髪の色を作るところがあります。メラノサイトが色を作って髪の毛に色を与えます。
メラノサイトが色を作るのを止めてしまい、髪の毛に色が付かなくなった状態が「白髪」です。
なんで、メラノサイトは色を作らなくなるのかしら?
遺伝・老化・ストレス・紫外線など色々な原因があるんですが、「老化」に絞って原因のご紹介をしますね!
老化の大きな原因の一つに「活性酸素」があります。活性酸素は肌を錆びさせて老化させます。人はみんな「活性酸素」を消去する「抗酸化力」が備わってます
- ビタミンE
- ビタミンC
- カロテノイド類
などの抗酸化物を摂取することにより身体のバランスを保ってます。
最近は、
- 食事生活の乱れ
- 大気汚染
- ストレス
- 電磁波
- 紫外線
により、身体が過剰に活性酸素が発生しやすくなってます。
加齢によって抗酸化力が弱まってきて活性酸素が多く分泌されるようになって身体が老化します。(白髪になりやすくなります)
次の章で、本題となる「白髪の最大原因」についてご紹介します。
白髪の原因NO.1 ヘアカラー
信じがたい現実ですが、白髪の最大の原因は、「白髪染め・ヘアカラー」自体です。
白髪ケアの最適解はこちらの記事でご案内しております。
一般的な白髪の原因は、先ほどご紹介したように
- 老化
- 食生活
- 運動不足(血行不良)
- ストレス
- 自律神経の乱れ・・等など
と様々ありますが、一番多い原因が
【活性酸素の発生】
です。これは、ヨーロッパの研究チームが実証してます。
活性酸素を発生させるのが白髪染め・ヘアカラーなんです。
1剤(染料・アルカリ剤)を使用
2剤 過酸化水素を使用
1剤のアルカリ剤は、アルカリ除去剤を使用しなければ、1週間ほど頭皮に残ります。よって、頭皮を傷めます。黒の色素を出す「メラノサイト」の機能が低下し色を出さなくなるので白髪になります。
2剤の「過酸化水素」は時間が経つと毒性の強い活性酸素に変わります。カラーの際、髪の根元に過酸化水素を塗って、シャンプーしても残っている場合が多いです。
アルカリ剤はアルカリ除去剤である程度対処出来ますが、過酸化水素は全て取り切るのは難しいので根本に残った状態になります。そうすると、活性酸素が発生します。
「過酸化水素」は白髪に一番良くないとされる毒性の強い活性酸素が発生するわけですから、頭皮は錆びて老化します。
過酸化水素が頭皮に残ることで、髪の毛に色を付ける「メラノサイト」に刺激を与えてしまって、傷んだメラノサイトが色を作るのを止めてしまう可能性があります。
そうなえば、白髪が増える可能性が高くなります。
でも、白髪染めをするな、ということではないです。美容院でのカラーは、綺麗に染まるし、色も楽しめるし、手っ取り早く白髪のない状態にしてくれます。
今は、美容師さんの技術で頭皮にカラー剤が付かないように塗ったり、白髪ぼかしハイライトで白髪を逆に生かすことも出来ます。
白髪染め後1週間のヘアケア・使用シャンプーは非常に大事なので次にお伝えすることは最低限、その点お気を付けください。
【カラー当日にシャンプーする】
まず、白髪染め当日は、美容院で既にシャンプーをしカラー剤のダメージを考慮してシャンプーしないのがBESTです。
【使用するシャンプーが洗浄力の高いものを使う(ラッ○ス、ダメージ○ア、パン○ーンなど)】
特に、カラー後は頭皮が1週間程度「アルカリ性」に傾いてます。頭皮もお肌も、理想の状態は「弱酸性」。頭皮を弱酸性に戻さないと、ふけ・乾燥・痒み・抜け毛・白髪・・様々な原因の引き金になります。
使用するシャンプーは、「アミノ酸系シャンプー」を選びましょう。
美容師YouTuberの皆さんがおすすめする市販シャンプーは、「いち髪プレミアム」「ひまわり」が代表です。※ダメージが強い方は美容師さんにご相談ください。
少し値上がりしますが(1500円くらい)「エイトザタラソ」も良かったです。
【カラー後、一週間内に強く被膜するトリートメントをする】
カラー後、約一週間はキューティクルが開いてることが多いです。※キューティクルはアルカリ性だと開きます。
キューティクルが開いてるということは良くない成分の影響を受けやすいです。強く皮膜する物はシリコーン剤や乳化剤が多いことが多いためやらない方が無難。美容師さんにしっかり確認しましょう。
白髪の原因NO.2 使用シャンプー
肌には「肌バリア機能」が備わってます。その肌バリア機能を高い洗浄力のあるシャンプーで洗ってしまうと「肌バリア機能」が低下してしまいます。
頭皮が乾燥したり、炎症してしまう可能性があります。
そうなれば、頭皮の毛穴にあるメラノサイトの機能が低下してしまい白髪に繋がる可能性があります。
肌バリア機能低下のサインは、頭皮が痒い・頭皮が炎症してる・少しパサパサしたふけがでるなどです。頭皮に刺激を与えてる、という現れです。
そんな時は「界面活性剤」が合ってないことが多いです。
そんな時は、湯シャンを取り入れたり「シャンプー」を見直すことが大切です。
\NGシャンプー/の特徴
全成分表示の上位に
- ラウレス硫酸Na
- ラウリル硫酸Na
- オレフィン(C14-16)スルホ酸Na
が記載されている。
このようなシャンプーは、市販のプチプラシャンプーに多いです。特徴は、洗浄力が高く泡立ちが良いシャンプーです。
\特に注意/
市販シャンプーの中に
- 頭皮の乾燥を防ぐ
- 頭皮の刺激を防ぐ
と、書いてある物がありますが、こう書いてるシャンプーに洗浄力の高い上記の様なシャンプーが多くあります。
化粧品も同じですが、「キャッチフレーズ」を信じては絶対駄目です。
「キャッチフレーズ」ではなく成分を見て、見抜くのが大切です。
見抜くと言っても、ラウレス硫酸Naなどの成分が上位にあるか、というところを確認すれば良いんです。
そして、「石鹸シャンプー」も洗浄力が高いのでおすすめしません。
おすすめシャンプー
結論からいうと、「アミノ酸系シャンプー」です。
シャンプーの選び方についてはこちらの投稿でもご案内しておりますのでご覧ください。
全成分表示の上の方に
- ココイル○○
- ○○タウリン
- ○○カルボン酸
- ○○ベタイン
- グルタミン
- アラニン
- サルコシン
- アスパラギン酸系
が書いてあるシャンプー。このようなシャンプーを選ぶようにしてください。
最近は、NGシャンプーとおすすめシャンプーの間のシャンプーも多くあります。
例えば、成分表示で
このように、業界用語でいうと、「アミノ酸系シャンプー」と「高級アルコール系シャンプー」が混ざってるシャンプーも多く見られます。
頭皮の乾燥や、ダメージを気にするならこのようなシャンプーも選ばない様にしましょう。れっきとした「アミノ酸系シャンプー」を選びましょう。
整髪料を付けない、長時間の外出をしない日は湯シャンの日を設けるのもおすすめです。
2.3分しっかりお湯で流すと汚れの8割が落ちると言われています。
※毛先のみならトリートメントを付けてもOK。根本にトリートメントは付ける物ではないので毛先のみです。
筆者の感想
白髪の最大原因は、まさかのヘアカラーや白髪染め・・
でも、カラーは楽しみたいし、手っ取り早いのが一番良いですよね・・食べ物や適切な頭皮マッサージで血行を良くして体質改善でもある程度防げるんだとか。
そんなこんなで、私は
- セルフ炭酸シャンプー
- オイルケア
も有効と聞き、聞いたことはとりあえずしてみてます。効果あるのかな・・(笑)
ちなみに昨日は、無印のホホバオイルで頭皮のオイルケアしました。すすぎ残しがあるとべた付くので、長時間すすぐのがまーーー面倒くさい(笑)
まだ2回程度ですが、ストレスのない範囲で出来ることは行ってみます。
そして、カラーの際は、美容師さんにカラー剤が頭皮に付かないようにお願いしてます。
髪の毛や頭皮環境は、綺麗に美しくいるために外せない部分なので、今後も調べて体験して良いなと感じたことはシェアさせていただきます。
最後までご覧頂き有り難うございました♡
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